[11日 ロイター] - 人気ゲーム「フォートナイト」を開発した米エピック・ゲームズのティム・スウィーニー最高経営責任者(CEO)は11日、アルファベット(GOOGL.O)傘下グーグルのアプリ市場「グーグルプレイ」を独占禁止法(反トラスト法)違反で提訴した裁判で勝訴したと表明した。
CEOはX(旧ツイッター)に「グーグルに勝利した。4週間にわたる詳細な証言の結果、カリフォルニア州の陪審は全ての論点についてグーグルプレイの独占を認めた」と投稿した。是正策に関する裁判所の手続きは来年1月に開始するとした。
エピックは裁判で、グーグルがプレイの支配的地位を確立するために競争を阻害し、競合するアプリ配信サービスを「組織的に排除」したと主張。
グーグルがアプリ開発業者に課している最大30%の手数料も独禁法違反に相当するとしていた。
グーグルは不正を否定し、アップルのアプリ配信「アップストア」と「価格、品質、セキュリティー」で激しく競合していると主張していた。