ニコ生で共演者の料理配信者パンツマンさんに対する態度が悪すぎると炎上騒動を起こした吉本芸人「ニューヨーク」が話題です。
ここでは「ニューヨーク」の性格や態度が悪すぎると批判された炎上騒動についてや、それが原因で消えたとの噂、現在の活躍などについてまとめました。
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ニューヨーク(吉本芸人)のプロフィール
「ニューヨーク」は、吉本興業に所属するお笑い芸人の、嶋佐和也(しまさかずや)さんと屋敷裕政(やしきひろまさ)さんの2人が2010年に結成したお笑いコンビです。
漫才もコントも得意とし、斜め上の視点から世の中を痛烈に皮肉る毒気のある芸風で人気を集めています。現在のところブレイク一歩手前といったポジションですが、その尖った芸風から「ダウンタウン」の系譜を継ぐお笑いコンビとしてお笑いファンの間では注目を集めています。
ニューヨーク・嶋佐和也のプロフィール
生年月日:1986年5月14日
出身地 :山梨県富士吉田市
身長 :168cm
血液型 :O型
「ニューヨーク」のボケ担当・嶋佐和也さんは、山梨県富士吉田市の出身で中学時代には柔道部に所属し、後にレスリングでオリンピックに出場し金メダルを獲得する米満達弘さんと大会で対戦し、5秒で瞬殺されたというエピソードを持ちます。
その後も格闘技を続けており、極真空手の有段者(初段)です。現在も格闘技が好きで、プロレスをはじめ格闘技マニアとしても知られています。そのほかの趣味は映画鑑賞やロックライブ鑑賞、音楽CD収集など。
ニューヨーク・屋敷裕政のプロフィール
生年月日:1986年3月1日
出身地 :三重県熊野市
身長 :174cm
血液型 :A型
「ニューヨーク」のツッコミ担当の屋敷裕政さんは、三重県の熊野市出身で、三重県立木本高等学校から同志社大学文学部社会学科に進学し卒業しています。
相方の嶋佐和也さんと同様空手の有段者で伝統派空手の2段を所持しています。リアリティ番組「テラスハウス」の大ファンとしても知られています。
ニューヨーク(吉本芸人)のネット炎上騒動
そんなお笑いコンビ「ニューヨーク」ですが、2017年にインターネット上で炎上騒動を起こしています。
「ニューヨーク」の炎上騒動の発端は、2017年12月23日にニコニコ生放送(ニコ生)で生配信された「【ニコめし】独りでも寂しくない!聖夜のクリスマス飯!!」という番組でした。
同番組は、大阪吹田市の一般人で料理動画などをニコニコ動画やYouTubeなどで配信している「パンツマン」こと神崎嘉宏さんと「ニューヨーク」の2人、そして元AV女優の蒼井そらさんが出演し、パンツマンさんのオリジナルレシピを紹介するという内容でした。
そしてその番組中に、「ニューヨーク」の2人は、あくまで一般人で、しかもかなり年上(放送当時50代)であるパンツマンさんに対して、いささか過剰にも見えるツッコミをひっきりなしに入れ続け、それがあまりにも不快だと番組放送中から炎上騒動に発展したのです。
「ニューヨーク」の2人は、番組冒頭から「初めてあってすぐにわかりました。“あ、変な人”だなって」と、かなり礼を失した発言を繰り出すと、それからも初対面の人に対してあまりにも失礼すぎる発言を繰り返しました。
出演したニューヨークは神崎さんに「ニコ生だから人気あるかもわからないですけど地上波ダメなタイプ」と言ったほか、キッチンで懸命に調理する神崎さんに対し、カウンターテーブルから「これチキンすよね? パンツマンさんが飼ってた犬とかじゃないですよね?」などと発言。
こうした暴言とも取られかねなない「ニューヨーク」の煽り発言をパンツマンさんは淡々と受け流しながら料理を続けていましたが、「ニューヨーク」の2人がパンツマンさんの料理の手際にまでツッコミを入れはじめると、だんだんとパンツマンさんも苛立ちを見せはじめます。
ホワイトソースを作るシーンでは「(具材が)ケンカしてるじゃないすか」「何作ってんすか?」とツッコミ。タマネギを切っている時には、加藤さんが「お上手ですね」と言うと、ニューヨークは「そうでもないですよ?」「普通くらい」。神崎さんは「だから誰でもできる料理だって」と言ったが、2人は笑い声をあげて「キレた!」「キレたぞー!」と返した。
そして、「ニューヨーク」の2人が、パンツマンさんの人参を切る手際に対してツッコミを入れるとついにパンツマンさんは激怒し、人参を投げつけて「お前がやれよ!」と声を荒げたのです。
ニンジンを輪切りする神崎さんにニューヨークの2人が「遅えええ!おっせぇ!」「おっそ!」とその切るスピードにツッコむと、神崎さんは「お前がやれよ!」と激怒。手元の物を投げたが、ニューヨークは「食べ物投げたぞ!」「怒って手震えてる!」と笑っていた。ツイッターでは放送中から「あれは芸ではなく、ただのいじめだ」などと批判が相次いでいた。
この一連の流れに、番組の視聴者の多くはこうした「ニューヨーク」のあまりにも失礼な態度に激怒し、放送中から番組は大炎上の様相となり、番組終了後には「ニューヨーク」の2人のSNSにも批判メッセージが溢れる大炎上騒動に発展しました。
そして、パンツマンさん(神崎嘉宏さん)は番組終了後すぐにtwitterで視聴者に対する謝罪メッセージを発表されました。
これには、「パンツマンさんは何も悪くないです」「人を馬鹿にして笑いを取るような最低の芸人を呼んだ運営が悪い」「せっかく一生懸命料理を作ってくれたのに災難でしたね」と、パンツマンさんを擁護する反応が多数出ています。
しかし、パンツマンさんは「ニューヨーク」の2人に対しての怒りはさすがに収まらなかったようで、続けて以下のようなツイートを発信されています。
このパンツマンさんのツイートはもっともだと感じます。それほど「ニューヨーク」の2人の番組での態度は不快な印象を抱かせるものでした。
ニューヨーク(吉本芸人)の謝罪の態度や性格が悪すぎるとさらに炎上
炎上騒動になったことを受けて「ニューヨーク」の2人は2017年12月28にそれぞれのtwitterアカウントで謝罪メッセージを発表しました。
このように、「ニューヨーク」の2人はtwitterで謝罪したものの、番組から5日後と謝罪のタイミングがあまりにも遅かった事と、2人とも全く同じ文面のコピペ文章での謝罪だった事など、謝罪をする態度ではないとして炎上にさらに油をそそぐ形になり、2人には合計で1000件を超える批判的な返信が集まる最悪の事態に発展しました。
ニューヨーク(吉本芸人)は炎上が原因で消えた?
「ニューヨーク」の漫才の実力は高い評価を受けており、吉本としても強く売り出していました。しかし、前述の炎上騒動によって、「ニューヨーク」のイメージは急落。テレビへの出演なども激減し、一時は消えたとも噂されました。
ある放送作家によれば、現在のテレビ業界はネットユーザーの声を非常に重視しており、ネットユーザーに嫌われてしまった「ニューヨーク」は今後テレビでは使いづらいのではないかといった趣旨の発言をしています。
今、テレビマンが一番脅威に思っているのはネットユーザー。彼らの意見がキャスティングにも影響を及ぼし始めている。僕だったら彼らを少なくとも生放送では使いたくないでしょう。今回の件で彼らの性根がわかったことで、自然と仕事は減っていくでしょう。(中略)
ニューヨークはただ不快なだけ。今年は彼らの姿が見られる最後の年かもしれません
ニューヨーク(吉本芸人)の現在
炎上騒動により消えたとも噂された「ニューヨーク」ですが、実際には現在も芸人として活躍を続けています。
2019年の「M-1グランプリ」にも出場しており、初の決勝進出を果たしています。ただ、決勝では最下位の10位に終わってしまいました。
この「M-1」では、審査員の松本人志さんに「あんまり好きなタイプじゃない」厳しい評価を下された事に、屋敷裕政さんが「最悪やん」と呟いて不貞腐れた態度を見せた事がインターネット上でまたしても炎上騒動を起こた事も話題になりました。
ネット上では、松本人志さんの評価について「好きになれない気持ちわかる」「性格が悪そうだなと思えてしまう」といった「ニューヨーク」の2人の性格面や人柄をあまりよく思っていないという反応が出ていました。
2017年12月の炎上騒動が尾を引いてか、現在も「ニューヨーク」に悪いイメージを持っている人も多いようです。
まとめ
今回は、嶋佐和也さんと屋敷裕政さんの吉本所属のお笑い芸人「ニューヨーク」についてまとめてみました。
「ニューヨーク」は、2017年12月に出演したニコニコ生放送の番組中に、共演した料理動画配信者のパンツマンさんに、あまりにも失礼な煽り発言を繰り返し、それが炎上騒動に発展していしまいました。
その後も「ニューヨーク」の2人は芸人として活躍を続けており、2019年の「M-1グランプリ」では決勝進出も果たしています。しかし、その際にもネット上では屋敷裕政さんの態度が批判され「性格が悪そう」などと批判されてしまうなど、未だ炎上騒動が尾を引きイメージ回復には至っていないようです。
芸人のとしての評価は非常に高い「ニューヨーク」なので、今後はその実力で悪いイメージを払拭しブレイクを果たしてほしいですね。